世の中を見渡すと意地悪な人もいるもの。こちらが何もしなくても、意地悪なことをされたり、嫌がらせを言われたりと困ることがあります。
こんな人が自宅付近や職場にいると、日々辛い思いをしたり、悩むことにもなりかねません。
元来意地悪な人というのは、悪意を持って故意に相手を困らせるような態度をとったり様子を指す言葉。
相手に対する思いやりの感情が欠如していて、自分さえ良ければ相手のことなど興味ないといった考え方をしています。
意地悪な人は、元からの性格やストレス解消のためにする人にタイプが分かれます。
昔から意地悪な人は顔つきにも出るとされ、更に因果応報に現れるとも。
ここでは、辛くて悩む事も多いもの、心理や特徴を把握する意地悪な人への対処法を紹介しています。
目的はそれほど確かなものではないことも、嫌がらせや意地悪の誘因面
| 1.抵抗不可能な部下に対し意地悪を行う、プライドを維持
一時的に優越感に浸れるという要因。相手が苦悩したり、不幸せになったりする姿を見ることで、自身が優位と錯覚するというもの。
自身に逆らえない人に意地悪をすることで、自らは立場が上の偉い人間だと確認をしたいという理由。
自尊心を満たすため、抵抗不可能な部下に対し意地悪を行うことで、自分のプライドを維持しています。
| 2.反対に相手がいなければという感情から、不幸にしようと
相手に対し劣等感を感じているということ。意地悪な人物は相手と自分を比較して、勝手に優越ランクを付けていることが多いもの。
例を挙げると、同期のライバル関係で切磋琢磨し、お互いを高め合うのがベストという場合。
反対に相手がいなければという感情から、不幸にしようと意地悪をはじめ、相手が困ると自身は幸せな気分になるタイプ。
| 3.何となく腹が立ったり、苛立ったりという理不尽が誘因
楽しくてやっているということ。意地悪なタイプには、相手が不幸せになっていったり、辛そうな顔が堪らないという理由だけの人もいるもの。
男性にしても女性にしても、特段深く恨んでいたりとか、仕返しをしていたりという意識はありません。
何となく腹が立ったり、苛立ったりという理不尽なことが誘因で意地悪をします。意地悪のなかでも最もたちが悪いもの。
自分勝手な思い込みが多いことも見て取れる、意地悪をする人の心理面
| 1.どうすれば相手から注目して貰えるかだけを考えている
気を引こうと思っている心理面。気に掛かる異性に意地悪を故意にすることで、自身の存在に気付いて欲しいという気持ちからというもの。
普通に話しかければ良いのですが、どうすれば相手から注目して貰えるかだけを考えているので、つい意地悪をしてしまいます。
幼い頃から意地悪することで関心を引いてきた人は、それ以外の接し方を知らないもの。
| 2.トラブルでも、謝れば大事にならないと相手を見下して
この相手なら意地悪したとして、勘弁して貰えると思っている心理面。意地悪をした際、何も反撃してこない人物を選んでいるというもの。
その理由は、意地悪を都合よくすることができ、自身がイライラした時ストレス発散ができるということです。
もし意地悪がもめ事になったとしても、謝れば大事にならないと相手を見下していることに繋がります。
| 3.相手のことは表面上しか見ていないので、喜んでいると
相手が喜んでいると勘違いしている心理面。意地悪している認識がなく、迷惑だから止めてと言われても、意地悪なタイプはどこ吹く風というもの。
それは自身の判断基準で、嫌と言っても実のところ嬉しいくせにと、思い違いいしているという理由から。
自らはコミュニケーションの一つとしていて、相手のことは表面上しか見ていないので、喜んでいると単純に考えています。
| 4.ライバルとしている相手を蹴落し、自らは褒められようと
人に褒められたいという心理面。大人になればなるほど、家庭や職場で褒められる機会も少なくなるもの。
なかには自分自身の存在を周りの人たちに認めて欲しいと考え、気持ちが違う方角に向かうことで意地悪をすることに。
ライバルとしている相手を蹴落として、自らは称賛されようと、意地悪ばかりを繰り返します。
実力者と呼べる人は数少ないことが見て取れる、意地悪をする人の特徴
| 1.初対面の人であっても、相手の弱点や短所を探そうとする
他者の長所でなく、短所ばかりに目を向けるということ。故意に欠点を探そうと意地悪な人がしているのでなく、自然に相手の弱い部分や欠点を見つけてしまうというもの。
その理由は、自分自身が相手より優位になる部分はないかと、長く意地悪を続けているせいか癖がついているから。
意地悪をすることが当然になっているので、それが初対面の人であったとしても、相手の弱点や短所を探そうとすることに。
| 2.自分が上の立場であることを周りも巻き込んで示したがる
すぐマウンティングしようとすること。自らが常に優位に立っていたいので、存在を脅威を感じる相手には意地悪をしようとするもの。
相手をマウンティングすることで、自分が上の立場であることを周りも巻き込んで示したがります。
高過ぎるプライドが、意地悪することで相手を追い落とし、引き下がらせようとします。
| 3.相手が困る姿を見ること、胸のつかえがとれストレス発散
人の不幸話を聞くのが大好きということ。話を聞くだけでなく意地悪なタイプは、相手の揚げ足を取る話のタネを探しているもの。
その理由と言えば、相手が困惑する姿を見ることで、胸のつかえがとれストレス発散になるから。
揚げ足を取ることで、自らの思い通りに相手が冷静さを失ったり、不幸せになったりすると、上手くいったと達成感を感じることも。
| 4.自然に悪い面持ちになっていることが当たり前になって
外見が意地悪そうな顔付きをしているということ。生来持っている表情もありますが、他者に意地悪ばかりしていると、段々と人相自体が変わって来るもの。
それは相手に対し意地悪する際、自然に悪い面持ちになっていることが当たり前になっているから。
意地悪さが表情にでますが、顔つきは少しずつが変化しているので、本人は意地悪な顔に気が付いていないのが特徴です。
| 5.標的は誰でも良く、相手とのコミュニケーションの一つ
普段から他人の悪口や皮肉を口にしているということ。意地悪なタイプの人は、悪口を言うことがストレス解消と考えているもの。
なので、基本的に悪口を言えれば標的は誰でも良く、相手とのコミュニケーションの一つと考えているのが特徴。
ただ悪口を言えば言うほど、段々と言葉も汚くなり言い方も激しくなっていることに自分では気が付いていません。
相手にしないことが肚を固める、意地悪な人と判明したときの対処法
| 1.反応が希薄なら、相手は意地悪しているのが詰まらなく
適当に相槌を打って聞き流すということ。相手の苦しい表情や不幸せの様子を見るのが、意地悪な人にとりストレス発散になるもの。
思惑通りにならないようにするには、意地悪なことを言われてもと適当に受け流すことです。
こちらの反応が希薄であれば、相手は意地悪しているのが詰まらなくなり、次第に止めていくことに。
| 2.言いなりにはならないと、意思表示することがポイント
意地悪な対応には反論や意見をすること。相手が理不尽な場合、不快に感じている気持ちを明確に伝えるというもの。
多くの意地悪な人は、言いなりになりそうな人物を選んでいて、抗議されない限り何を言っても問題ないと決めつけています。
なので反論や意見をすることで、自分は言いなりにはならないと、きちんと意思表示することがポイント。
| 3.相手への無言の反抗となる、ノーリアクションを心掛ける
相手にしないということ。話しかけられた際は、最低限の返事をしたり受け流すなど、必要最小限の範囲で大人として関わるというもの。
相手側のリアクションを意地悪な人は楽しんでいて、特に悲しんだり困ったりするなど、否定的反応には大きな喜びを感じます。
なので、どんな意地悪な態度を取られたとしても、相手への無言の反抗となるのはノーリアクションを心掛けること。
| 4.どうしても関わらなければいけない意地悪な人物がいる
上手に煽てあげ、褒めるということ。自らが幸福な気分に浸っている時は、意地悪な人間も相手への意地悪が和らぐもの。
職場などで、どうしても関わらなければいけない意地悪な人物がいるときは、過剰にならない程度で褒めることがポイント。
褒めると何気ない事柄でも相手はご機嫌になり、不必要な攻撃は受けないことになるものです。
| 5.距離をとっている、取り立てて攻撃をしようとは思わない
できるだけ距離を置くということ。意地悪な人物と関わることが辛いようであれば、できる限り距離をとることがベストというもの。
相手と距離が近くなるほど不幸になる確率も高くなるので、職場が一緒なら距離を置くことを自分の中で決めることが大切。
自ら距離をとっている相手には、意地悪な人であっても、取り立てて攻撃をしようとは思わないものです。
まとめ
顔つきに出るとされ因果応報に現れる。ここでは、辛くて悩む事も多いもの、心理や特徴を把握する意地悪な人への対処法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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