必要なグッズを利用して自らできる対策法と、適切なコウモリ駆除方法


住居にコウモリが棲みついていると、本当に驚くし困るもの。コウモリは家屋の屋根裏などに、好きこのんで棲みつく習性があります。しかもコウモリは一度住み着けば、自ら出ていくことはありません。自分の巣で出産も行うので、ぐんぐんと繁殖をしていきます。

放置していると被害は段々と広がることに。羽音や鳴き声などの物音をはじめ、大量に生じる糞の臭いや汚れに、コウモリに寄生しているダニやノミの問題など。コロナ菌に代表される、病原菌に感染する可能性も高まります。

海外ではやニパウイルス感染症や狂犬病などの病気を、コウモリが媒介する事例も発生。日本では、コウモリ原因の病気の報告がないのは幸いなことです。コウモリを見かけても、糞の掃除だけだと放置しておいてはいけません。

この不衛生で厄介な生き物は、すぐ対策にとりかかることが重要。ここでは、家を棲家にするコウモリの生態や特徴から、必要なグッズを使って自分でできる対処法と、適切で正しい駆除方法について紹介しています。

 

 

 

 


駆除前、知っておきたいアブラコウモリ(イエコウモリ)の特徴と生態


 

一般的に人間の家を棲家にしているコウモリは、アブラコウモリ=イエコウモリという種類。そう思っていて、間違いありません。このアブラコウモリに対する対策や駆除には、特徴生態を知るのが不可欠。それぞれの細かいところをチェックしましょう。

 

①体長は5㎝前後で体重は5-10gほど。色は黒褐色や灰褐色となっています。
②性格は大人しく、人に積極的に噛みつくことはありません。
③生息地域は平野部や市街地で、棲家としている場所は家屋の屋根裏や軒下、換気口など。
④日当たりの悪い場所を好んでいて、高架下や橋の下、ビルの非常口裏、倉庫内なども棲家。
⑤夜行性なので、昼は寝ていて、夕方頃から活動を始める行動パターン。
⑥食べている物は、昆虫や野菜に果物など。
⑦寿命は雄が1-3年で、雌が5年ほど。交尾は冬眠前の秋で、繁殖時期は初夏。

 

こんな感じが簡単な、アブラコウモリ(イエコウモリ)の特徴と生態。環境的には気温が25度以上を好むので、ヒートアイランド現象や地球温暖化は繁殖しやすい状況。市街地には餌となる昆虫も多くいて、アブラコウモリの被害は増加の一途をたどっています。

鳥獣保護管理法が適用される生き物のため、許可なく捕獲や殺傷はできません。なのでコウモリ駆除は、家から立ち退かせるという形になります。

 

 


常識的なコウモリ対策とされる、間違えやすいグッズなどを理解する


 

| 1.混乱防止、超音波や磁石で立ち退かせることはできない

コウモリ対策や駆除に利用される超音波は、コウモリが発生している超音波を攪乱し、撃退に繋がるというもの。一時的な混乱はあるかも知れませんが、コウモリは他の超音波を受信すると、混乱防止に自らが発生させる超音波を修正することができます。

磁石をみても、発する磁場とコウモリが活用している超音波は別物。なので、超音波や磁場で立ち退かせることはできません。

 

| 2.使い勝手、隙間が少ない防鳥ネットや虫取り網の方が確実

コウモリ対策にネットやテグスを使うこともあります。ただアブラコウモリは体長は5㎝前後。隙間があるものだと、潜り抜けてしまうので効果はありません。隙間が少ない防鳥ネットや虫取り網の方が確実性があり、使い勝手も良くなっています。

使う際は、軍手やゴム手袋は必須。捕獲は鳥獣保護法で禁止されているので、捕まえることができてもすぐ逃すこと。ただ数が多い時は困難。

 

| 3.ライトの光を利用、学習能力ですぐに慣れてしまう傾向

ベランダなどでのコウモリ対策に、ライトの光を利用することもあります。夜行性のコウモリは、光を感じやすい生き物。光を浴びせると、一部が逃走することもあります。

ただ、コウモリは知的能力を持っているので、すぐに慣れてしまう傾向があります。また音楽を鳥よけとして役立てることがありますが、コウモリへの効き目は明白ではありません。

 

|  4.コウモリはハッカのほか、唐辛子を不得手としている説

蚊取り線香や衣類に使う防虫剤なども取り上げられますが、効果は見込めません。コウモリはハッカのほか、唐辛子を不得手としているという説があります。

そこで使用されるのは、唐辛子の主成分であるカプサイシン配合の獣よけ線香。ただこのグッズは屋内で使用すると、人間の目や喉を傷めます。多くのグッズは、忌避剤以外は効果を上げることがほとんどできません。

 

 

 

 


必要なグッズを利用して自らできる対策法と、適切なコウモリ駆除方法


 

| 1.コウモリ対策は春と秋、棲家の場所を特定することが最初

最初にやることがコウモリが棲家としている場所を特定すること。コウモリがよく巣にしているのは軒下や屋根裏、外壁の隙間、換気扇の中など。がある所が見つかると、付近に棲家がある可能性が大。アブラコウモリは大食いなので、身を軽くしようと飛ぶ際に、大量の糞をします。

また、コウモリ対策に最適とされる時期は春と秋になります。冬にになると冬眠中のコウモリを追い出すのは困難。夏時期は法律により、子どものコウモリを害する心配があるため。

 

| 2.狭い空間に妥当なのが忌避スプレー、強烈な臭いの効果

場所の特定ができたら、コウモリ駆除スプレー等を使用して、コウモリを立ち退かせます。使用する場所により、使い分けると効き目が大きくなります。シャッターの隙間や外壁の亀裂、換気扇の中などの狭い空間に妥当なのが忌避スプレー

コウモリが苦手とするナフタレン(ナフタリン)と、ハッカなどの香りを含んだコウモリ忌避スプレーです。一気に噴射することで、その強烈な臭いの効果でコウモリが外に逃亡。スプレーを吸い込むことがないよう、マスクとゴーグルは必須です。効果は数時間。

 

| 3.コウモリ駆除の広い場所に向いている、錠剤やくん煙剤

屋根裏などの広い場所に向いているのが、錠剤くん煙剤など。一見はネズミの対策グッズと目に映りますが、効き目はコウモリにもあります。主成分をみると、ハーブや天然ハッカ油が主成分となっているので、コウモリには不得手なものを含んでいることがわかります。

錠剤は1平方メートル当り、8個から10個ほど。開けるだけで臭いは強烈で、マスクを用意すると安心です。
くん煙剤の使い方は、プラスチック容器に水袋と薬剤缶があるので取り出します。その後セットすると、数分で煙が出てコウモリを立ち退かせます。

 

| 4.壁に入った亀裂などの細かい隙間、シーリング材が適切

スプレーなどを使用してコウモリを立ち退かせるだけでは不十分です。何故なら、1度気に入った棲家にはすぐに戻ってくる見込みがあるから。これも侵入場所を使い分けて、隙間を塞いでいく必要があります。

壁に入った亀裂などの細かい隙間を塞ぐのには、シーリング材が適切。シーリング入り本体と、材料を塗布するためのコーキングガンを用意、隙間を塞いでいきます。

 

| 5.空気を通しつつ侵入防止を図るには、ステンレス金網など

通気口や換気扇など空気が通るところは、ぴったり塞いでしまうと大変なことになります。空気を通しつつ侵入防止を図るには、ステンレス金網などが適切。

網目の幅が2.5mmほどのパンチングメタルなど、網目の細かいものを選択します。さらに自分で塞ぐ時は、変形させやすいものや、鋏みで切りやすいものを選ぶと作業が簡単になります。

 

| 6.パテを手に持ち、塞ぎたい所を穴埋めするだけなので簡単

なかには、エアコンホースの通り口など、シーリング材で塞ぐには無理がある場所もあります。そういうときには、パテを利用して隙間を埋めていきます。パテを手に持ち、塞ぎたい所を穴埋めするだけなので簡単。

パテの中にはカプサイシン入りのものもあり、隙間を埋めることのほかに、コウモリを近づけないという効果も狙えます。

 

| 7.ベランダ対策は、ジェルタイプの鳥類忌避剤や害獣忌避剤

コウモリがベランダに糞をする場合。掃除も面倒になったり、洗濯物を考えると気が滅入るもの。ベランダの対策は、ジェルタイプの鳥類忌避剤害獣忌避剤を吊るして、匂いで近寄らせないようにします。

ただ、マンションやアパートに住んでいる方は、薬剤の匂いが隣の住居に広がる可能性があるので、充分な配慮が必要。

 

鳥獣保護管理法で捕獲や殺傷が禁止となっているコウモリは、自治体の対応も様々。一応自分で対策や駆除した後で、再度見かける場合もあります。これは徹底的に出入り口を探し、全てを完璧に塞いだつもりでも、気が付かないところを棲家としている可能性が大。

そうした場合は、コウモリ駆除専門のプロに依頼します。

コウモリ駆除はここ。

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まとめ

住居にコウモリが棲みつくと困るもの。ここでは必要なグッズを使って自分でできる対策法と、適切で賢く駆除する方法を紹介してきました。ここ一番の対策に、ぜひお役立てください。