人生を過ごしていると、幸せが怖いと思うこともあるもの。幸せが手にが届きそうになると、居心地が悪くなったり不安に襲われたりするようなとき。
こうした幸せになることが怖いという人は珍しくなく、月並みの幸せだったりちょっとした贅沢にも、罪悪感を覚えることにもなりかねません。
幸せが怖い人の背景には、簡単に幸せになってはいけないとか幸せは苦労して手に入れるものなど、そんな刷り込みとも言える感情があります。
親の苦労を見ながら育った人に多く、その刷り込みが知らない間に、自分自身にブレーキをかけてしまうことにもなりかねません。
幸せだと怖くなるような心理は、小さな不調が気に掛かるあまり本当の病人のようになることもあり注意が必要です。
ここでは、幸せが怖いのは因果応報かも知れない、仲良くしていく具体的な方策を紹介しています。
幸せが怖いのは因果応報かも知れない、仲良くしていく具体的な方策
| 1.幸せになるだけではなく、変化自体に苦手意識を持って
普段とは違うことをするということ。幸せが怖いという人は、幸せになるだけではなく、変化自体に苦手意識を持っているというもの。
人間にはコンフォートゾーンと呼ばれる、快適でストレスがない安全空間が必要な一方で、欲しいものを手にしたり自らを変えるためには、そこから抜け出すことも不可欠。
コンフォートゾーンから出ることで、普段と違うが行動や思考パターンが起こり、その刺激が新しい自分への切っ掛けになる、幸せと仲良くしていく具体的な方策の一つ。
いつもと違うことができれば、幸せへの居心地の悪さなども薄れ、普段と異なる景色なども感じるようになります。
| 2.考える上で、バランスが非常に重要になってくるという
自分以外の人のことを思い描くということ。幸せが怖いのを乗り切っていくためには、自分と他者を考える上で、バランスが非常に重要になってくるというもの。
自らの幸せだけを考えているときは、自分以外の世界の人を敵やライバルとすることにもなりかねず、搾取する対象として捉えてしまいかねません。
敵やライバルに囲まれ生きることがストレスで不幸の始まりなので、自らの味方と感じられることが大事な、幸せと仲良くしていく具体的な方策の一つ。
自分のことについて考える時間と、自分以外の人の幸せを考える時間の割り振りを、時と場合によって合わせて使い分けるのが重要なポイント。
| 3.幸せなのか、そんなことを測ることはできないというもの
幸せの形を知るということ。人により幸せの形が違うという場合、誰がどれほど幸せなのか、そんなことを測ることはできないというもの。
ここで大事になるのが、お金がある方が幸せなのかとか友人は多い方が幸せなのかなど、幸せを決めようとしないことが重要。
心が弱っている時には、金銭的なものより支えてくれる人の存在が身に沁み入るように、幸せは自ら置かれたそのときの状況でも変わります。
結果として、幸せには現在自分に必要なものや求めているものなど、知ることが欠かせない、仲良くしていく具体的な方策の一つ。
| 4.恐怖感ですが、それには認知的な歪みがあるというもの
認知行動療法ということ。幸が怖いという状態は、幸せに対しての不合理な恐怖感ですが、それには認知的な歪みがあるというもの。
幸せの後には不幸が待っている、そういった信念が定着してしまった場合、認知行動療法からのアプローチが有効になります。
認知行動療法は認知の中の歪みを整え、行動を変えていくことでストレスを減らして、気持ちのコントロールを目指していく、幸せと仲良くしていく具体的な方策の一つ。
幸せに感じた物事や悲しかった事柄など日記に付けることで、リアルタイムで幸せと不幸が連続しないことが実感できれば、感情レベルで認知的の歪みが修正されていきます。
幸せすぎて怖いと思うこともあるもの、注意しておきたいそんな原因面
| 1.人がいる場合、自らが幸せになるのは、裏切りになると
誰かを裏切ることになるということ。家族など一緒に過ごしてきた人の中に幸せじゃない人がいる場合、自らが幸せになるのは、裏切りになるというもの。
虐待を受けてきた母親がいたり、障害のある兄弟姉妹妹がいるときや、裕福じゃない暮らしをしてきた親を見てきた人などに見られます。
こんな状況は、家族との心理的距離が近すぎて、自分と人は違う存在と区別する境界線の自他境界が曖昧になっています。
| 2.罪悪感が、幸せが怖い人に影響を及ぼしているというもの
罪悪感ということ。自分自身が幸せになる価値がない、そういった幸せになることに対しての罪悪感が、幸せが怖い人に影響を及ぼしているというもの。
虐待やネグレクトなどで家庭環境に問題がある場合、健全と言える自己肯定感も育たず、自らは幸せになる権利がないということにもなりかねません。
こういう風な考え方をする人は、幸せを自分自身の努力の対価だったり報酬と受取る傾向があります。
| 3.ある場合、再び同じような経験はしたくないと考えるもの
自己防衛ということ。過去に大きな失敗や喪失の経験がある場合、再び同じような経験はしたくないと考えるもの。
より心に受けたダメージが深くなれば委縮して、失わないために初めから持たない、そうした考え方になってしまいかねません。
幸せを得るよりも傷付かないことを優先させる、離れようとするのは心を守るためにも必要な正当防衛とも言えます。
| 4.体験したことがない場合、幸せに対し恐怖を感じるという
知らないものへの恐怖ということ。幸せがどんなものか分からなかったり、幸せの体験したことがないときは、幸せに対し恐怖を覚えるというもの。
絶叫マシンと同様で、幸せの体験もしたことがなければ、未知のものなので怖いと感じて当たり前です。
こういった事例は、幸せを怖いと感じることよりも、今までに幸せを感じたことがない方が精神衛生上の問題とも言えます。
幸せすぎると怖いということもあるもの、知っておきたいそんな特徴面
| 1.低いところがあり、自分自身を否定的に捉えやすいという
自己肯定感が低いということ。幸せが怖いという人に見られるのが、自己肯定感が低いところがあり、自分自身を否定的に捉えやすいというもの。
自己肯定感はありのままの自分の姿を認めることができず、幸せを求める自分自身にブレーキをかけたり、幸せな自分を怠け者と駄目だしすることにもなりかねません。
| 2.完璧主義的なところがあり、自分自身に要求するレベルが
完璧主義的ということ。幸せが怖いという人に見受けられるのが、完璧主義的なところがあり、自分自身に要求するレベルが高いというもの。
こういったことで幸せを感じてはいてはいけないなど、自分に厳しいので、幸せを感じるようなことから遠ざかっていくことにもなりかねません。
| 3.全ての人々が幸せになることを望んでいるというものです
平和を愛するということ。幸せが怖いという人に見られるのが、自らが幸せになることより、全ての人々が幸せになることを望んでいるというもの。
世界には幸せを享受することができない人たちが沢山いることを理解していて、自分だけが幸せになることに対して躊躇しがちです。
こうした大きな観点で世界を見れる人は、世界平和の方を価値あるものと感じ、自らの幸せは取るに足りないと感じています。
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安心のココナラで、幸せが怖いから脱却。
まとめ
その刷り込みとも言える感情があります。ここでは、幸せが怖いのは因果応報かも知れない、仲良くしていく具体的な方策を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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