罪悪感を自己診断、その心理と特徴を知ることで解消に繋げていく方法


日々の暮らしの中で、ふと罪悪感に襲われることもあるもの。これは誰しもが感じることがある感情で、決して普段と異なる感情などではありません。

罪悪感とは心理学視点でみると、社会的又は道徳的規範に背き、深刻な過失を犯したという感情や意識になります。ただ、こうした大きな罪の意識が問われる罪悪感ではなく、友人とのお喋りで話すような軽い事柄のこともあります。

日常生活のなかでは、大切な人を傷つけてしまったり、思い込みに囚われていたことができなかったりと、罪悪感を抱えることになるもの。

そんなときは、鬱々とした重い気分になり、誰に対しても口を開きたくないこともあるかも知れません。そうなると家族や友人との関係や、仕事上で邪魔になることもあり、後悔が消えないことにもなりかねません。

ここでは、罪悪感を自己診断、その心理と特徴を知ることで解消に繋げていく方法を紹介しています。

 

 

 


思いあたる節があれば要注意、普段は表に現れない罪悪感の自己診断表


 

罪悪感があると苦しいもの。他の人の期待に過多に応えようとしてしまったり、自身と仲良くしてくれる相手にどこか申し訳なく思ったりと、気持ちの裏には罪悪感があります。

これはひとことで言えば、自分のせいだと思ったり、自分が悪いと感じる感情のこと。思い当たることをチェックして特徴を把握するのが、罪悪感を手放すことへの近道です。

 

| 1.「Yes」or「No」で回答。なるべく直感で答えます

 

①自らが過去にしたことに対し、後悔していることがある
②自身と仲よくしてくれる人に対し、申し訳ない気持ちを感じる
③誰かを助けられなかった、痛い思い出がある
④上手くいかないことがあると、自分が悪いと思ってしまう
⑤反対に、上手くいかないことがあると、誰かのせいにしてしまう
⑥何かにつけ自分を追いつめる癖がある
⑦他の人からの感謝や愛情に対し、素直に受けとめることができない
⑧何かと自分を責めて、駄目出しをする癖がある
⑨他の人の期待に、過多に応えようとしてしまうところがある
⑩大切な人を傷つけてしまいそうな、怖れを感じることがある

 

「Yes」が5つ以上ある場合は、罪悪感に囚われている可能性があります。次に述べる特徴をしっかり把握して、解消への対処に繋げます。

 

 

 


認識しておくことが重要なことの一つ、罪悪感の心理的な面とその特徴


 

| 1.力が及ばないで上手くいかなかった場合に生じる罪悪感

助けられなかったことや、役に立てなかったことからくる無力感という罪悪感。加害者の心理に似たところがあります。

救いたいと思ったり、助けたいと思ったり、役に立ちたいや迷惑をかけたくないと思い頑張ったものの、力が及ばないで上手くいかなかった場合に生じる罪悪感のこと。

 

| 2.自分が何らかの言動により、相手を傷つけたという心理面

誰かを傷つけてしまったり、何かを壊してしまったという加害者の心理。もっとも解りやすい罪悪感とされるのが、この加害者の心理。

真っ先にこれを思い浮かべる人も多いもので、自分が何らかの言動により相手を傷つけてしまったという心理面です。

 

| 3.この罪悪感自体、嫉妬されることへの怖れを生じさせる

恵まれていることに対しての罪悪感。自覚しにくい罪悪感の一つとして、こういったタイプもあります。恵まれていること自体は素晴らしいことですが、その値打ちを受け入れられないため、罪悪感に変質してしまうこともあります。

また、この罪悪感自体は、嫉妬されることへの怖れを生じさせることも。

 

| 4.周囲も味方が多く、あの時こうすればと自分を責め続ける

何もしていないことへの罪悪感。もっとも許しがたい罪悪感となってくるのがこのタイプです。何もしていないので、表向きの罪には問われません。さらに周囲も味方してくれることが多く、あの時こうすればと自分を責め続け、後悔することになります。

 

| 5.織りなす罪悪感の集合体となっている、自覚もしにくい

自分は毒物であったり、穢れていると思い込むこと。罪悪感が潜在意識の深い場所に溜まっていくと、こうした感覚が芽生え、自らが幸せになれない選択を繰り返してしまうことに。

こうした罪悪感は、特定の原因があるわけでなく、さまざまに織りなす罪悪感の集合体となっているので、自覚もしにくいもの。なので、自分としては幸せになろうと悪戦苦闘しているにも関わらず、何故か上手くいかないという状態に陥りがちなのも特徴の一つです

 

 

 


過剰に苛まれると日々が生きづらくなるもの、素早く罪悪感を消す方法


 

| 1.複数の原因を掴む、フラットに物事を見れ自責思考も軽減

問題の本質は自分以外にもあると考えるということ。罪悪感が強い傾向の人は問題が起きたときに、その根本的な原因が自分自身にあると考えてしまい、多種多様な面から物事を考えられない嫌いがあります。

なので、自分も悪いところがあるけど、相手の行いにも問題があったことや、タイミングも不都合だったかも知れないなど、複数の原因を掴むようにすると、フラットに物事を見られるようになり、行き過ぎた自責思考も低減。

ただ、頭で理解していても、実践は困難なので継続的トレーニングが必要。また、自身が感じていることや問題の要因を文字にすることで、頭の中が浮き彫りにされ冷静な判断をしやすくなります。

 

| 2.結果的に、自らに非があると感じたら謝罪するのが基本

罪悪感を抱いた相手に対して、謝罪するということ。罪悪感を抱きがちな人は、謝罪をすることが苦手な案件が多くあるもの。特に若年層のうちは、謝罪は敗北という意識が強く、自らの罪を受け入れられなかったり、相手に勘弁して貰えないと失敗を恐れ、謝罪の勇敢さがなくなったりします。

ただ、人間関係の付き合いの中で喧嘩や傷つけ合いは良くあること。そんな場合に関係性を修復する力がないと、人付き合いが継続的なものではなくなり、段々と孤立してしまいます。結果的に、自身に非があると思い至ったら謝罪するのが基本。

ポイントは4つで、最初は周囲に人が少なく、互いに落ち着いて会話できる環境を選ぶということ。が、相手を責めたり、誤魔化したりしないで、率直に誠実に謝るということ。3つ目は自身の気持ちを伝えるだけでなく、相手の話に耳を傾けるということ。

最後は感謝の気持ちを言葉にして伝えるということ。これらが大事なので覚えておくようにします。

 

| 3.罪悪感を背中に担いだまま、前向きに生きるという考え方

過ちをにしていくということ。前述したように、罪悪感を手放す基本といえば相手に謝罪することです。
ただ、罪悪感を抱いた人が何処にいるのか判らなかったり、特定の相手が居なかったりする場合もあるもの。

その際は、罪悪感を背中に担いだまま、前向きに生きていくという考え方も大切。後悔ばかりでは仕方ないこともあり、経験を糧にして、この先の人生の力に変えるとうい思考です。

過ちを糧に人生を生きることで、自らの中で過ちの意味が変化するもの。自分自身を許す余裕も生まれるので、少しずつ罪悪感が薄れていきます。

 

 

 


挫けそうなときは思い出したい、罪悪感を払拭してくれる名言


 

| 1.罪悪感を抱くのは、一方で好奇心との釣り合いを持つから

「罪悪感をほかに転嫁する口実が成りたてば、子どもは潔癖好きのブレーキを捨てて、好奇心の方へ一方的に走りたがるもの。」

これは、日本の小説家の坂口安吾の言葉。罪悪感を抱くのは、一方で好奇心との釣り合いを持っているからとも言えますね。

 

| 2.人生を生きていれば良い事など何事につけ、罪悪感を抱く

「善い事は、罪悪感を抱きながらせねばならない。」

これは、昭和期の文芸評論家の亀井勝一郎の言葉。人生を生きていれば、良い事など何事につけ、罪悪感を抱くことになりますね。

 

| 3.引け目を感じ、俯いた状態で子供は育って欲しくないもの

「子どもは、引け目を感じながら育つと、罪悪感を持つようになる。」

これはアメリカ人の作家のドロシー・ロー・ノルトの言葉。引け目を感じて、俯いた状態で子供は育って欲しくないものですね。

 

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まとめ

ふと罪悪感に襲われることもあるもの。ここでは、罪悪感を自己診断、その心理と特徴を知ることで解消に繋げていく方法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。

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