詰めが甘い特徴を診断チェック、画竜点睛を欠く自分を改善する方法


うっかりしたミスを繰り返して、詰めが甘いという言葉を浴びせられることも多々あること。誰もがしようと思って失敗をするものではありませんが、これは見通しが弱いという意味合い。この由来は将棋にあり、良い勝負をずっとしていたのに、最終局面の戦い方の詰めを読み違えたことで負けることからきています。

ようは将来の計画をたてることが下手で、最後になってミスをしてしまうこと。これは故事の画竜点睛を欠くということにも通じていて、全体を際立たせる際に、最も重要なところが抜けていることを指します。

また失敗したときには不首尾を後悔しますが、喉元を過ぎてしまうと同様の失敗を繰り返し、前回もやったと気付きます。このツメが甘いということは、性格によるものが大きいとされますが、病気などを疑われることも。

ここでは、詰めが甘い特徴を診断チェック、画竜点睛を欠く自分を改善する方法を紹介しています。

 

 

 


詰めが甘いのはADHDほか病気かも、やっておきたいチェックシート


 

| 1.「Yes」or「No」回答、幼少行動のADHD診断表

大人になると忘れてしまいがちなのが、幼少の頃の行動。同じミスを繰り返す場合は、ADHD(注意欠如・多動症)が疑われますが、成長するにつれ見逃されてきたことも多くあります。下記設問に6個以上当て嵌まるなら可能性があるので、精神科の受診を考えます。

 

①集団行動が不得手で、友だちがあまりできなかった
②じっとしているのが不得手で落ち着きがなかった
③相手の話を最後まで聞くことなく答えることが多かった
④いつも忘れ物が多く、物をよく失くしていた
⑤授業中は座っていられず、歩き回ることがあった
⑥物事を順序立てて行うことができなかった
⑦順番を待つことができず割り込んでいた
⑧時と場所を理解しないで喋り続けていた
⑨人の話を注意して聞くことができなかった
⑩遊んでいるときに怪我をすることが多かった

 

 


詰めが甘いタイプの精神面と、よく見られるうっかりミスなどの特徴


 

| 1.ささやかなミス、一度や二度では済まないことも多くある

うっかりミスが多いのも特徴の一つ。決して大きなトラブルを、引き起こすタイプではありません。きちんと物事が進められる人です。

しかし、忘れ物をはじめ誤字脱字など、ささやかなミスをしてしまうことがあります。それも一度や二度では済まないことも多くあり、いわゆるうっかりミスをするタイプ。

 

| 2.悪魔の囁き、最後まで突き詰めず完成したと考えてしまう

これで大丈夫という希望が先走ってしまう、そんな心理面が多いのが特徴。これは性格の問題ともいえますが、ある程度完成すると大丈夫だろうと考えてしまいます。取り組みはじめの段階は、手を抜くこともなく集中力も抜群。

終わりが見えた頃になると、悪魔の囁きがあり大丈夫だろうと、最後まで突き詰めず完成したと考えてしまいがちな面。なので最終チェックが疎かになり、詰めが甘いという結果になります。

 

| 3.緻密な作業が不得手、代わりとなる自分の得意分野を探す

そもそも細やかに目くばせしない性質であるということ。これは考え方に要因があるという訳ではなく、元来持っている脳の性格的なもの。繊細なことよりも、想像力を活かしたり、アイデアを提案したりが得意といった傾向があります。

適材適所という言葉もあるので、緻密な作業が不得手であれば、その代わりとなる自分の得意分野を探すのもいいかも知れません。

 

| 4.時間をかけるのが不得手で、次の段階に早く移りたい性格

落ちつくのが苦手というタイプ。詰めが甘いのは、結果を急ぎ過ぎるということもあります。じっくり時間をかけたほうが一層良いものになるのに、仕事の資料をはじめ、テストの答案など、せっかちに提出したくなること。

これは、ゆっくり時間をかけるのが不得手で、次の段階に早く移りたくなる性格から。目の前のことに腰を落ちつけて集中する、詰めが甘い人はこれが苦手です。

 

 

 


似通ったところも多い画竜点睛を欠く、その意味から探る詰めが甘い


 

| 1.睛は瞳のこと、竜の絵を描くときに瞳を入れることが点睛

画竜点睛(がりょうてんせい)を欠くの意味は、詰めが甘いという意味と似通ったところがあります。それは最後の仕上げができないこと。または、全体を際立たせる最も重要なところが抜けていることです。

なぜなら睛はのことで、竜の絵を描くときに瞳を入れることが点睛だからです。この瞳がないと本当の龍にはなりません。

 

| 2.龍に目を入れると、本当に飛んでいったというのが由来

画竜点睛を欠くの由来といえば、舞台は紀元前2世紀頃の漢の時代の中国。当時の皇帝である武帝がとある僧に寺の壁画を依頼。彼は4頭の白い竜の壁画を描きあげます。しかし、このどれにも目が描かれていません。僧によれば、龍にを入れると飛んで逃げると言うこと。

この話を信じない人々は、龍の絵に目を入れるよう懇願します。僧が2頭の龍に目を入れると、本当に飛んでいったというのが由来。

 

 

 


これは知っておきたい、詰めが甘いといわれる自分を改善していく方法


 

| 1.完成したと考えるタイミング、気を引き締める瞬間とも

心持ち時間をかけるようにすること。詰めが甘いタイプの人は、最後の段階で間違い生まれがちなもの。最後に気を抜いてしまうので、詰めが甘いという結果になります。ただ逆にいえば、それまでは文句のない出来上がりということ。

なので、完成したと考えるタイミングが、気を引き締める瞬間ともいえます。そこで少しだけ、見直す合間を作ることが大切。この我慢こそが、詰めの甘さの改善に繋がっていきます。

 

| 2.ケアレスミスをしている前提条件、発想転換でミスを発見

見直すとともに、チェックする時間を作ることも大事。自分自身は詰めが甘い人間と自覚している場合は、チェックする時間を準備するようにします。例をあげると、ケアレスミスをしている前提条件で、今回はどこの詰めが甘いかと考えます。この発想の転換で、意外なミスを発見。

ほかにも第三者にチェックを依頼することを考えます。これには、緻密な作業を得意とするパートナーを見つけるのが有効。

 

| 3.やることリストの作成をする、どんな優先順位か一目瞭然

鉄板ともされる、やることリストのアップ作業。ほかでもよく聞くことですが、詰めが甘い人でなくても、やることが複数ある状態に弱いもの。頭が絡み合い、つい細部が疎かになってしまいます。

なので、すべきはやることリストの作成で、全体像の把握。どんな優先順位かが一目瞭然で、何をしていくかがはっきり分かります。そうすると手落ちがなくなり、ツメの甘さも解消します。

 

| 4.周囲の人に助けてもらうこと、否定的に考えてはいけない

自分だけが、詰めが甘い人ではないと理解すること。大切なのは、この世の中に百点満点の人はいないということです。当然周囲の人たちも弱点を持って生きています。なので、周囲の人に助けてもらうことを、否定的に考えてはいけません。

フォローして貰ったら、こちらも誰かの力になるようにします。助け合うことで、世の中が回っています。

 

| 5.愛すべきキャラ、詰めの甘さを深刻にとらえ過ぎないこと

そういうキャラだと認識してもらうことも大切なこと。もちろんですが、いきなり性格を変えるのは、かなり困難が伴います。なので、そういうキャラだと知って貰うことは重要になります。例えミスをしても、笑って許して貰えるような人たちに出会えたら最高のこと。

甘え過ぎるのは良くないですが、詰めの甘さを深刻にとらえ過ぎる必要もありません。愛すべきキャラを目指します。

音で集中。

集中するために必要なものは“周波数”でした

 

まとめ

日々の中で詰めが甘いと、言葉を浴びせられることもあります。ここでは、詰めが甘い特徴を診断チェック、画竜点睛を欠く自分を改善する方法を紹介しました。何かの折には、ぜひお役立てください。

 

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