未来を考え早めの診断、カウンセリングに頼らない浪費癖を治す方法



何かと言えば、自分にご褒美として欲しいものを購入することもあるもの。普段は軽く考えがちですが、ひょっとすると浪費癖になっているかも知れません。浪費癖は病気にもあげられる買い物依存症で、サービスや物に対して、金銭をやたら無駄使いする癖のこと。

違う表現で浪費癖のことを言えば、金使いが荒いをはじめ、お金を湯水のように使うなど言い方になります。それ相応の収入があり、無駄使いをしている感じがなくても、お金がなかなか貯まらないという人は、浪費癖になっている可能性が大。

つい衝動買いをしてしまったり、購入した後に使っていないものが多いという人は要注意です。逆に浪費に対する反対の意味には、出費を抑える節約や倹約、貯蓄などのポジティブな言葉が並びます。

ここでは、未来を考え早めの診断、カウンセリングに頼らない浪費癖を治す方法を紹介。自分の浪費癖を確認し、早めに対処しましょう。

 

 

 


先ずは把握しておきたい、自分に浪費癖があるのかのチェックシート


 

| 1.浪費癖を診断する、「Yes」or「No」で設問に回答、

 

①何事があっても、何とかなると思っている
②お金が入ると、すぐにでも使ってしまう
③キャッシングやカードローンを使っている
④購入した後も使っていないものが沢山ある
⑤クレジットカードの支払額や口座残高を把握していない
⑥人より良いものを所持していると気分がいい
⑦カードの利用明細を見ても、内容が思い出せない
⑧ネットショッピング好きで、いいと思うとすぐクリック
⑨似たような服がクローゼットの中に沢山ある
⑩特に用がなくても、コンビニに立ち寄ることがある

 

以上の設問に7つ以上「Yes」が該当すると、浪費癖に陥ったり、買い物依存症を患っている可能性があります。要因となっている事柄はさまざまですが、それらを確かめ対処していくようにします。

 

 

 


自分に当てはまるものを確認、先ず陥っている要因を掴むことが大切


浪費癖を直したいという声もよく聞くところですが、それには先ず陥っている要因を掴むことが大切です。それぞれに原因があり、その対処も変わってくるもの。次にあげる事柄のなかから、自分に当てはまるものを確認します。

 

| 1.欲求不満を解消する方法がほかにない、浪費に向かう傾向

人間関係に対してストレスを多く抱えている人。職場や家族などの人間関係でストレスが多いと、発散手段として買い物に走る事例が見られます。欲求不満を解消する方法がほかにない時、浪費に向かう傾向。

 

| 2.お値打ちなどの切っ掛けがあれば、不要なものまで購入

買う行為そのものが好きだという人。購入した後も使用していない物がある場合、買うという行ないそのものに喜びを感じています。

お金を使うこと自体が気持ちいいので、今だけやお値打ちなどの切っ掛けがあれば、不要なものまで購入してしまいます。

 

| 3.所持することで自分をよく見せ、心の調和を保とうとする

自分に自信がない人も、買い物依存症になりやすいところがあります。劣等感がきつい人は変わった物やブランド物など、所持することで自分をよく見せ、心の調和を保とうとすることがあります。また優越感を感じると、浪費癖に拍車がかかることも。

 

| 4.自らのキャパシティを超えて、散財してしまうこともある

一般的にいわれるところの見栄っ張りな人。自分の見栄えを良くしたい思いが強くなり過ぎると、高級飲食店などで後輩達に奢るなど、自らの許容能力を超えて散財してしまうことも。身の丈に合わない散財を一度してしまうと、それが新しい基準になります。

 

| 5.今しか買えないなどと都合を付け、借金してまで購入する

自制心がない人ということ。浪費癖に陥っている人は、自分の欲望を抑制することが苦手になります。手元にお金を置いてなければ、普通は我慢しようと思いますが、今しか買えないなどと都合を付け、借金してまで購入することもあります。

 

 

 


具体的に進めていきたい、カウンセリングに頼らない浪費癖を治す方法


 

| 1.ひと月の支出額を見ると、自分の癖を客観的に把握できる

大事なポイントの一つが、支出額を把握するということ。浪費癖を持つ人は、支出額をハッキリと把握していないことが多く、何にどの程度使用したのか、アプリなどを用いて見える状態にします。大体ひと月の支出額を見ると、自分のを客観的に把握できるようになります。

 

| 2.購買意欲が盛り上がる、本当に必要なものがある時だけ

誘惑のある所には行かなかったり、見るのを止めたりということ。漫然とウインドウショッピングをしたり、ネットショップを眺めていたりすると、購買意欲が盛り上がるので、誘惑のある所には行かないことや見ないことがのが基礎になります。

本当に必要なものがある時だけ行くようにします。

 

| 3.ストレス発散方法、一番に試したいのが身体を動かすこと

買い物に頼らない、ストレス解消法を見つけるということ。ストレスが高じて衝動買いなどをしてしまう人は、買い物に頼らないストレス発散方法を見つけることが大事。。一番に試したいのが身体を動かすこと。

散歩でもジョギングでもいいので、身体を動かしていると余分なことを考えずにすみます。疲れると気持ち良く眠れるので、生活リズムも整い一石二鳥

 

| 4.楽しい会話の時間を持つ、買い物の欲求が自然とおさまる

人との繋がりに目を向けること。寂しさや寂寥感から買い物をしてしまう人は、長い目で見て人との繋がりを取り戻すことが大事。友達や家族に連絡して、楽しい会話の時間を持つこと。そうすれば精神的に満たされ、買い物への欲求が自然とおさまります。

 

| 5.定期的に断捨離を繰り返すこと、自分に本当に必要なもの

断捨離を定期的に行うということ。先ずはどれ位の物を持っているのかを確認。そうすると浪費癖がある人は、余計な物を数多く買っていたことに気づくことに。

出発はもったいないとなかなか捨て切れませんが、定期的に断捨離を繰り返すことで持ち物は激減、自分に本当に必要なものが見えてきます。

 

 


浪費癖を立て直した後のことも準備、ぜひ知っておきたいお金の貯め方


 

| 1.お金に対するセンスを磨くポイント、4つの時間系列から

簡略に言うとお金を貯めようとした際、使う時期により4つの時間系列に分けるということ。お金に対するセンスを磨くポイントは、以下の通り。

短期資金。毎月発生する食費や家賃、通信費などの生活資金。

中期資金。5年以内に使うと考えられる、それなりにまとまった資金。旅行費用や引っ越し費用、マイホームの資金など。

長期資金。将来に渡って必要な資金。子供の教育にかかる資金や老後の資金など。

緊急予備資金。何かあった際には、手元にすぐ準備できる予備的な資金。万が一の病気や怪我に備えるための資金。

 

| 2.すぐ使用できることより、貯めることを優先すべき資金

このうち短期資金緊急予備資金は、増やすことより、すぐ使えることを優先すべき資金。緊急的なことが発生し、必要になった際すぐ現金として使用できるよう準備。銀行に預入したり、保険に入ったりしておきます。

一方中期資金長期資金は、すぐ使用できることより、貯めることを先ず優先すべき資金。時間系列的にはこちらがお金を貯める方。

 

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まとめ

何となく欲しいものを購入することもあるもの。ここでは、「未来を考え早めの診断、カウンセリングに頼らない浪費癖を治す方法」を紹介しました。明るい明日のため、ぜひお役立てください。

 

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