片付かない本当の原因を知ることが最初、片付けられない人の片付け方



いつの間にか部屋が散らかっていて、片付けをしたいと考えている人も多いもの。ただ何処から手を付ければいいのか、片付けられない居住空間に悩んでみたりもします。

片付けられない人の家の特徴は、通称で汚部屋と呼ばれ、日々の暮らしをその中で過ごすことはデメリットしかありません。

片付かない空間に物が多くあると、管理も行き届かないので、ちょっとした目的の物を探すのにも時間が掛かります。

また散らかった場所にいると、始終不便を感じるのでストレスが溜ってきたりもします。

なので、片付けられない人は仕事に影響がでることも。

一方、きちんと部屋を整理整頓していると、探す物の位置もすぐに判り、無駄な時間を掛けることもなくなります。

もちろん掃除も楽になるので、頭まですっきりと冴え、いろいろな良い効果を得られます。

ここでは、片付かない本当の原因を知ることが最初、片付けられない人の片付け方を紹介しています。

 

 

 

 


覚えておきたい、片付けられない人の心理面から見た起こりがちなこと


 

| 1.1年以上使用していなければ、その先もほとんど使わない

いつか使うかもが口癖になっているということ。惜しいと思う気持ちは、今度また使うチャンスがあるかも知れないという気持ちから来るもの。

ただ、思うほど使う機会はなく、1年以上使用していなければ、その先もほとんど使わないことになります。

逆の考えですが、物を大切にするということは使ってあげることです。

保管し続けているのは不幸なことの一つ。

 

| 2.デスクトップ上が滅茶苦茶になっている、見られる傾向

PCのデスクトップが、アイコンだらけということ。PCのデスクトップは、使う人の胸の内を表わしている言っても過言ではないもの。

ファイルやフォルダなどでで壁紙ができそうなほど、デスクトップ上が滅茶苦茶になっているのも、よく見られる傾向です。

要らないファイルや余分なショートカットなど、デスクトップが片付かないのも心理面の一つ。

 

| 3.収集癖、使う用途が明確でない物はゴミにしかならない

お菓子の空箱や紙袋をコレクションするということ。とくに女性に見られるのが、さまざまな紙袋や包装紙、お菓子が入っていた空箱などの収集癖。

理由もなくコレクションしてしがちですが、使う用途が明確でない物はゴミにしかならないもの。

収納スペースにも限りがあるので、数や容量などを意識しながら、順番に捨てていく必要があります。

 

| 4.怠惰な心理も、片付けられない人に見え隠れしています

洗濯が終わったものが山積みになるということ。出来上がりの洗濯物を畳むのは、主婦が苦手な家事の上位となっている面倒な作業の一つ。

どうせ着るので畳まなくて良いとか、畳み終わっても収納空間がないなどを理由に、その中から今日着る服を選ぶぐうたらな人も珍しくありません。

そんな怠惰な心理も、片付けられない人に見え隠れしています。

 

 

 

 


片付けられない人の病気ではなく症状の一つ、片付けられない症候群


 

| 1.活動性や集中力、多動性などを制御しにくいことが特徴

ADHDが原因で片付けられないケース。単純に掃除が不得手という人も多くいますが、注意欠陥多動性障害(ADHD)ということも要因の一つ。

これは発達障害の中の一つに位置付けられていて、活動性や集中力、多動性などを自分で制御しにくいことが特徴です。

原因は脳にある前頭葉の機能不全と考えられていて、ADHDから多動性を除外したものがADDです。

 

| 2.日々の生活で表れる、ADHDの片付けられない症候群

誰もが思い当たるふしがある症状ということ。主に見受けられるのは、片付けられないことのほか、忘れ物が多いことや遅刻をしやすいというもの。

ほかにも目の前のことに心が惹かれ、優先的な順序が付けられなかったり、効率や段取りを考えるのが不得手ということがあります。

日々の生活でこういう症状が表れるのが、ADHDの片付けられない症候群の特色の一つ。

 

| 3.自身とは上手に付き合う方策を身に付けることがポイント

ADHDの特性を理解することが重要ということ。これは脳の機能障害の一つなので、人間的に劣っているわけでも、性格が良くないわけでも決してありません。

なので、そういった自分自身とは上手に付き合う方策を身に付けることがポイント。

整理整頓に対して空間の把握が不得手なことや、すぐ興味他に興味が移るなどのが原因の場合もあるので、習慣付けが大事になります。

 

 

 

 


年齢や性別はさまざまで関係ないもの、片付けられない人に見る特徴面


 

| 1.物をたくさん持っていることが良い事のような気がする

ショッピング好きという特徴面。無料をはじめ、安いや限定といった言葉に弱く、コンビニや100均ショップなどでの衝動買いが多いのもその一つ。

セール品を見かけると買わずにはいられず、気に入った物などは色違いで用意することも。

物をたくさん持っていることが良い事のような気がして、心の支えとなっている可能性が大。

 

| 2.共通して流れている理由は、捨てる行為自体への罪悪感

物が捨てられないという特徴面。片付けられない人は、もったいないという気持ちが強く、物を捨てるのが不得手なもの。

まだ使えるというのをはじめ、思い出の品だからや貰いものだからなど、本当に捨てて良いのか判断できない人が多くいます。

捨てられない理由としては沢山あるものの、共通して流れているの捨てる行為自体への罪悪感

 

| 3.空いたスペースを、その隙間を生めたくなるのが心理状態

収納グッズを増やそうとする特徴面。物が入り切らなかった際、片付けられない人は収納スペースを増やそうとするもの。

収納グッズを用意すると整理した気分になりますが、空いたスペースを見つけると、その隙間を生めたくなるのが心理状態。

整理整頓が上手なタイプの人には有効な方法も、不得手な人にとっては更に悪循環を招くことに。

 

| 4.思い立ち掃除をしようとした際、掃除に対する意欲も消滅

まとめて後で片づけようとする特徴面。掃除を後でまとめてした方が効率的に見えますが、実際には大きな思い違い。

週末にするつもりが月末になり、月末が大型連休になりといった流れで、単純に先送りになるもの。

いざ思い立ち掃除をしようとした際は、膨大な労力の必要を感じ、掃除に対する意欲も消滅しています。

 

 

 

 


知っておくと今日から役立つ、片付けられない人が試したい片付け方法


 

| 1.物を捨てたから、想い出まで一緒に消え去るわけではない

物を捨てて、増やさないということ。片付けるためには、不必要なものは捨て去り、必要なものだけ残すのがポイント。

せっかく隅々ませ掃除しても、物が溢れていると繰り返しになるだけ。基本的な部屋の片付け方は物を減らすこと。

誰かからプレゼントされたものなどは捨てにくいものですが、くれた人に感謝することで後ろめたい気持ちを軽減させます。

物を捨てたからと、想い出まで一緒に消え去るわけではありません。

 

| 2.とりあえずを失くすため、一時的に物を保管できる場所を

床の上に物を置かないということ。物をフロアに置いていると掃除が難しいだけでなく、気がつけば物で埋め尽くされていたということもあるもの。

物をフロアに置くときの理由ほとんどのはとりあえずで、慢性化してしまうこともよくある話。

掃除が面倒になる前に、とりあえずを失くすため、一時的に物を保管できる場所を作ります。

今は使わないものの、すぐ必要になる物などは、大きめのカゴなどに入れると、部屋の散らかりを防止できます。

 

| 3.シンプルなら使った後にしまう、当たり前の行為も簡単

収納はシンプルにするということ。お洒落に見せる収納方法は、ハードルが高く長続きしないもの。

片付けられない人ほど、こうでないという先入観が強く、継続できないことがストレスにもなりかねません。

なので、整理された部屋をキープするために、簡単でシンプルな収納方法であることが重要。

頻繁に使う物はすぐ目につく場所に収納するなど、シンプルなら使った後にしまう、そんな当たり前の行為も簡単に。

 

| 4.外出前に探し物が多い人は、必ず通るところに置くこと

物の定位置を決めておくということ。忘れ物をするという現象は、物を置いた瞬間からすでに発生しているもの。

収納する場所や置くところの定位置を決めていないと、何時までも忘れ物をすることは無くなりません。

これは掃除をする際に無意識に仕舞っているので、どこに何を置いたかが判らなくなっています。

物の定位置を決め場所を変更しないようにして、外出前に探し物が多い人は、必ず通るところに置くのがポイント

 

| 5.意識して日々繰り返すことで、確実に部屋は片付いていく

きれいな状態を維持するということ。一見難しく感じるかも知れませんが、前述の片付け方法をしていけば自然にきれいな状態になっているもの。

これは日々継続することが大事で、自分の性格や行動パターンを考慮して、生活習慣として継続します。

最初は慣れないかも知れませんが、意識して日々繰り返すことで、確実に部屋は片付いていきます。

物が減り部屋の余白が広がれ ば、掃除をするのもきっと楽しくなるもの。

 

 

 

まとめ

その中で過ごすことはデメリットしかないもの。ここでは、片付かない本当の原因を知ることが最初、片付けられない人の片付け方を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。

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